認知再構成

ご要望をいただきましたので、こちらの記事のように考え方のパターンをどのように変えていくのかを紹介します。

簡単に言いますと、自身の考えを客観視して他の考え方をもてるようにするということです。これを認知再構成と言います。手順は次のようになります。

①ある場面で生じた考え方と、その考えを信じる度合いを書く。

②書き出した考えに対して、次のような質問をぶつけながら新しい考え方と、その考えを信じる度合いを書く。

• その考えをもつことのメリット/デメリットは何か
• その考えが真実である根拠は何か
• 最悪の場合、どんな状況になるのか
• 現実的にはどうなりそうか
• その考えをもつ友人がいたとしたら、なんと言ってあげたいか

③もとの考えを信じる度合いを書く。

このようにした結果、自身の気持ちが楽になれたり、必要な行動を起こせるようになれたりすれば成功です。

カウンセリングでは、すべての人にこの方法を用いるわけではなく、人や問題の状況に合わせて異なる方法を用います。今回紹介したものは、そのうちの1つになります。